不肖・中村!紀行ライターに挑戦する!

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なんと言っても旅に出たいのである。自由が信頼の対価であるとしたなら、もうそろそろ旅に出る自由くらいあってもいいのでないかと考えている。大学時代には、有り余る時間の使い道がなくて、日本中をリュックひとつで歩き回った。

高知の桂浜の朝方の野良犬の姿。北海道は湧別の公園の小さな野外舞台。鳥取砂丘の風紋。三陸鉄道の中の煮干しを担いだ行商のおばちゃんの顔。覚えているのは、おどろくほど小さな風景である。信頼もなにもない若いだけのワタシに見えたものは、びっくりするほどちっさかったのである。

あれから30年以上の月日が経った。体重も30㎏も増えた。残された時間にも限りがある。旅というものの後味は、行った場所が第一条件にはならないという こともわかる経験も積んできたつもりである。いま、自分が何を見るのかを知りたい。いま、その移動距離と時間を与えられたら、この胸に何が押し寄せてくる のかを経験したい。

旅とは、自分を運ぶ行為である。運ばれているときに、自分は何を見て、何を想うのだろうか?その絶えない思考が旅情である。自分を何処かに運び続けないと 同じことばかりに捕らわれる。考えてもいなかったことを考え続けられるオッサンでありたい。徒然に紀行を書ける大人になりたいのである。

日本には、かつて「岡田喜秋」という紀行作家が居た。大学の時の一人旅のバイブルだった。雑誌「旅」の名編集長でもあった。98歳のいまもご健在である。師がお元気なうちに、紀行文のひとつやふたつを贈れるオッサンになりたい。

このホームページで、その願いを叶える。
旅に出る。紀行文を書く。この歳にしか見えないものを視てみる。

travel1

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